イメージは海外から

始めに
この場では海外で得た体験をエッセイにしより多くの人に日本以外の国のすばらしさそして文化の違いを理解してもらい自分で何かを始めたいという人の小さなきっかけになればと思いこの場でご紹介したいと思います。当然のことながら面白い大変もあれば危険な体験もありますがそのような事が日常起きている事実をお伝えします。そして私はデザインを始めイメージを海外の風景や空気から得ています。きっと海外へ行くことで大きく自分が成長し内面的な何かが変化する事でしょう。それには始めに行く国の選定が大きく左右する事でしょう。始めに訪れる国によって海外のすばらしさを感じることができなかったという人の声を耳にしたことがあります。でも人それぞれの感じ方なのでこれはしょうがない事ですがせっかく日本以外の国に時間・お金を使っていくのですから少しでも成長できる体験を味わえるように私の体験をお伝えします。
これまでに私は26カ国訪れました。まだまだ行きたい国は数多くありますがこれからの話があなたにとって始めに訪れる国の選定の役に立てれればと思います。そしてその国があなたにとって帰国後素敵な影響を及ぼす国になる事を祈ってます。
戻るTOP


始めての海外旅行(グアム)
私が初めての国として選んだのはグアムだった。10数年前に家族と行ったのもグアム。そういうことから考えるとこの旅は2回目になるが自分の意思でプランニングから考えパスポート・旅券の取得等を考えるとこれが初めての旅になる。この時はデザインのイメージを海外から得るという感覚は無くただ単に海外への憧れが大きく、それに伴って不安も大きかった。
その為からか一番距離・価格的にもお手ごろなグアムを選んだのかもしれない。しかし韓国や中国を選考先として選ばなかったのは英語圏への憧れが強かったからだ。今でもこれといった理由は無いが他の言語に比べて英語には強い憧れがある。大半の国で通用する言語だからかもしれない。今は対して行っていないが当時は旅行に行く前に本などを参考にプランニングを行った。ただ雑誌などを見ているときとは違い実際数日後には訪れるであろう国の内容の為、胸が躍った。
そして旅行当日成田までの道のりいつも乗っているはずの電車が何ともいえないぐらいのワクワク感と一緒に揺れだし出発し始めた。
周りから見れば特にいつもと変わらないが自分の中では気が大きくなっていたに違いない。知らない人にも話したい「今から海外に行くんですと。」しかし当然バカと思われるだろうから話はしなかったが必要もなくパスポートばかり見ていたように思える。それだけ日常の事も舞い上がっていてわからなくなっていたのかもしれない。
通常、成田では約2時間前に行き手続きをされなくてはいけない。しかしこの通常で考えたら長い2時間がドキドキ感を落ち着かせてくるにはちょうど良かった。もし当時この2時間の待ちがなければ気が舞い上がりすぎてどうにかなってしまったかもしれない。とにかくすべてが楽しかった。
やっと飛行機に乗り込んだときは皆ほろ酔いになっていた。
そして離陸この待ち時間とアルコールのおかげで少し落ち着きを取り戻していた。しかし他国ゲートに降り立ち外に出た瞬間今までに味わったことのない感覚が体を貫いた。今でもこの他国へ降り立った瞬間はたまらない。空気・特有の匂い・言語・文化この瞬間は自分が自分で無くなる。

町には当たり前のように外人が歩いている。そして当たり前のように英語での会話を楽しんでいる。この当たり前の生活に想像していた以上の感動を覚えた。旅行中は寝る時間が惜しかった。昼には昼の楽しみ方、夜には夜の楽しみ方。それぞれ違うからだ。ホテルに着くと早々に町へ出かけた。初めての買い物、ドル表示大きなチョコレート。店員と話してみたいがなんて答えたらいいのか解らない。初めてのレジが済んだときは必要以上に疲れたように感じた。しかしその疲れも快適に感じる。
日本では当たり前の光景そしてなんとも感じない同じような生活が数時間飛行機に乗っただけで味わえるなんて・・・。
友人と行った旅行だったが基本的には別行動たまに食事を共にする程度だった。別に仲が悪いわけではないがお互いひとりが基本的に好きだったからだ。そしてお互いのその日の行動をアルコールと共に楽しんだ。
友人との談話の後、ひとりで海辺のバーへ出向いた。
私は初めてゲイに声をかけられた。もちろんすぐにはゲイとは気付かなかったただ単に友達になってくれるのかと思ったぐらいだ。しかしそれにしては気を使いすぎるなと感じた。始めはお酒をおごって欲しいのかと思い酒を勧めた。しかしそれにしては様子がおかしすぎる。相手は男性がふたり。こちらは私ひとり。たわいもない談話をしていたら注文していたポテトが来た。そのポテトをそのひとりがいやらしく食べ始めたのだ。この瞬間まずった事に気付いた。そして海辺へ誘われた。どうすることも出来ない。
周りは男女のカップルばかり。どうこの場を乗り切るかどうかだけで頭が混乱し始めていた。しかし幸いな事にふたりの内、ゲイはひとりだったのだ。そのゲイはもうひとりをどこかへ行くように色々言っていたがもうひとりの人が私を助けてくれた。ゲイが少しその場を離れるように仕組んでくれその一瞬をつき私は走って逃げた。当然持っていたお酒は逃げ終わった頃にはこぼれてなくなっていた。もしふたりともゲイだったらどうなっていた事か。考えるだけでも身震いがする。その後、もともと予定していた近くのクラブへ行った。日本のDJとはまた違った音楽の流し方をしていた。聞きなれた曲でもアレンジが違うだけでまったく違った曲に感じる。私がフロアーで踊っていると現地の人に声をかけられた。話をしてみると横浜サーカスに来た事があるというのだ。一気に仲良くなり翌日は観光に連れて行ってくれるということになった。私はいつも現地の人と友達なる。この時もそうだった。このダンスがきっかけで友人を作ることが出来る。
その日は車で送ってもらった。びっくりしたのはシートベルトが自動式だった。座りドアを閉めるとシートベルトが自動で下りてくる。今まで色々な国に行ったがこのシートベルトを見たのは始めで最後になった。
翌日は色々な所へ連れて行ってもらった。暑い太陽の下で食べたココナッツの内側にある身。しょうゆとわさびで食べるとイカの味に似ていた。
しかしひとつがっかりしたのが日本語を話す店員人が多い事だった。しかも店内では日本語のアナウンス。気が舞い上がっていた為、正直観光地のことはあまり記憶にない。こうして2泊3日の短い旅は幕を閉じた。
戻るTOP


今でも一番憧れる国(LA)
今でも一番の憧れの国?町になっているのはロサンゼルスだ。アメリカの中でも一番大好きな町。きっと私は1年の中で一番初夏が好きだからかもしれない。ダウンタウンの危険な空気そして照りつける日の差し方、なんといっても英語でのやり取り。しかし英語に関してはニューヨークやカナダの方が良い、LAの英語はアクセントが強くラップのように皆話す。かっこはいいが聞きずらい。しかし住むことが出来るならこの場所に在住したい。危険も多いが優しく接してくれる人も多い。町のあちこちでダンスや音楽を日常的に楽しんでいる。良く耳にするのが気に入った国に何回も行く人がいるが私は今だしていない。なぜかというと全世界訪れてみないと一番かどうか解らないからだ。今はこの町が一番好きだがもしかしたらこの町より気に入る所があるかもしれないからだ。せっかく時間とお金を使っていくのだから同じところばかり行くのはもったいない。当然、行ってみてあまり面白みを感じない国も正直ある。しかし何かを得ることは出来る。考え方・生活環境などなど。だからといって同じ国に行く人を否定する気持ちはさらさらない。考えたかの違いでわけのわからないところに行くぐらいなら安心して行けるところを選んでもしょうがないし、再度訪れるだけでも安堵感を感じれたり前回よりさらに奥深い体験も出来るからだ。
私も以前に在住していたカナダにはまた戻りたいと常に思う。しかしその一方ではまだ訪れてない国に行きたいという好奇心もある。この他人からしてみれば「どっちだってかわらないよ」という事を真剣に考え選定して行くのがまた楽しみの一つでもある。海外に行く事で各国に友達も出来る旅行先で出会った人に会いに行くのもいいかもしれない。ただ会いに行くという事を選定条件にしても面白いかもしれない。行った先で考えてなかった体験を友人がいることで楽しめるかもしれない。やはり地元の人と行動すれば観光地だけでなくスラムなところも安心して行くことが出来るからだ。そして現地の人はどのような生活をし何を食しているかも体験できる。海外にただ単に行っても現地の友達を作るのはとても大変である。考えてみて欲しい今でもたくさんの外国人が日本に来ているがツアリストと友達になったという人がどれだけいるか?私もカナダに在住していたが友達を作るのは凄く大変だった。これが旅行だった場合、日数が限られている。当然旅行に来たんだからと考え観光やショッピングを楽しむのも1つかもしれない。しかし人と人が出会い語り合うことで楽しさが倍増し帰国後の自分への影響も変化する確率が上がる。

話がずいぶんと飛んでしまったのでLAの話に戻そう。私はこの段階では現地の人との出会いは出来なかった。当然がんばって試みたがその場を少し楽しむ程度でしかなかった。しかし日本からの友人と観光やショッピングそして私の大好きな町散策。私はこの時ぐらいからデザインに興味を示し始めたそして今もこの町の散策を通しデザインのイメージを取り入れている。町の雰囲気・飾られている看板や店舗内外装そして目に飛び込んでくる物すべてから。その日も何の気なしに当てもなく歩いていたら周りに日本人がいなくなっていた。感じ的にはアメ横に似ているところに入ってしまった。時折視線が気になる。しかし銃声があるわけでもなければ悲鳴らしき物もない。そこでショッピングを楽しみホテルに帰り今行ったところを本で確認したところ“危険区域”として紹介されていた。だから他の日本人の姿が見えなかったのだ。気付かずに入った為、ビクビクしなかったが知っていたらおかしな行動をとり逆に目立ってしまったかもしれない。しかし無事何もなく帰ってこれたから言えるが良い体験は出来た。ダウンタウンは本当に危険でその中でも夜はかなり危ない。その時もホテルを出た瞬間、車の急発進の音がこちらに向ってきた。車道から歩道に乗り上げる。明らかに私たちをターゲットとして・・・。車までの距離が少しあった為、すぐにホテルに引き返したが危ないところだった。近くには“薬”の売買として使用されている電話ボックスがあった。以前に観光で来た日本人がおとり警察に捕まったらしい。バカな話だがそのぐらい町のあちこちで行われている。日本にはダウンタウンはないが都内中心部がダウンタウンにあたる。そう考えると日本でも都内中心部はLAよりは安全だが対して変わらないのかもしれない。

私が一番印象に残っているのはビーチ。「ブレイクダンス」という少し古い映画だがそこのロケ地になっているところだった。そこを訪れた瞬間映像が頭を駆け巡った。大好きな映画のワンシーンに今立っているという幸せ。何ともいえない。今は映画のワンシーンに行くツアーのようなものも多いがきっと訪れた人は他人から見ればバカな事でも当人は何ともいけない幸せ感を感じているに違いない。以前に見ている光景の為、なんだか親近感をその場所に感じる。そして波の音が体を心地よく流れていく。ビーチサイドではダンスを楽しんでいる人やローラーブレードを楽しんでいる人様々だ。そこで食べたアイスクリームシングルなのに数人で食べてもまだ無くならないほど大きかったのを覚えている。アメリカは他民族が生活している為、どこの食文化が一番というのがない。しいて言えばお互い自国が一番と思っているだろう。その為、競争手段として値下げは限界があることから料で勝負するところから来ているようだ。だからすべての料が多い。知らずに全部食べなくてはいけないのかと思っていたがそんな事はない皆残していた。それだけ多いのだ。あの料を毎日食したらすぐに太ってしまいそうだ。しかも肉が大半を占めている。昔に比べ最近は日本料理も増えた。なんとファーストフォードより多くなってしまった町もある。それだけ日本料理は愛され認知されてきた。知っている人も多いとは思うが今では酒は“sake”と発している。寿司もそうだがそのまま“sushi”と発する。これだけアメリカ人だけでなく海外の人々に浸透した食になってきている。しかしまだまだ日本料理屋のスタッフには中国人が多いのも現状だ。海外に行って気付いた人も多いとは思うが日本では高い中華料理もアメリカでは例外を除き安い料理になっているが逆に定食屋レベルでも日本料理は高価な食になっている。きっと味と価格差が大きすぎてびっくりするかもしれない。私が以前にカナダで働いていた日本料理屋もジャッキーチェンなど著名人が訪れる5星レストランだったが味は日本の感覚からすれば定食屋レベルだったかもしれない。当然このようなお店ばかりではないがまだまだ味との価格差・日本料理に対する外国人の見方は過剰しているのは確かだ。しかしこれだけ多くの日本料理屋が出来た事で高級な店とファミリー向けのレストランとで2分化されていく日も近いかもしれない。

少しLAと関係のないことで長くなってしまったが刺激を少しでも感じたいと思っている人は是非1回は訪れてほしい。そして私は今でも断言できる。この町は最高と・・・。
戻るTOP


現地人との交流(バリ島)
このバリ島が3回目の海外体験旅行になった。段々と海外にも慣れ始めツアーでなく少し自分の行きたいように海外を楽しんでみたいと言う感じになってきていた。しかしこの少しの気の緩みがこの後のとても後悔する事になるとはこの時はまったくといっていいほど感じてはなかった。
いつものようにワクワク感を楽しみつつ現地に訪れた。ホテルに着きゆっくりするまもなく聞きなれないホテルの名称も覚えないまま夕食がてら町散策に出た。1分と歩かないうちにひとりの現地人に話しかけられた。見た目もかなり怪しい、しかし危なくなったら逃げれば言いやと言う軽い感覚だった。少し話し色々案内してくれるという事で車に乗った。しばらく走っていくと高速道路のような道に入ってしまった。この時はすでに後悔。ホテルの名称も解らない。「どうしよう」とばかり。そのまま走り続け彼の家に遊びに行き事になってしまった。この時出迎えてくれたのはさらに怪しい男が5〜6人この時は生きてる心地がまったくしなかった。
中へと案内され椅子に腰を下ろす。ゆっくりと周りを見渡し逃げ道を探す。年中暑い国である為、その家はきちんとした壁というものがない。敷居のような物がある程度だった。しかも中も外もない屋根がある程度で扉があるわけでもない逃げるのは簡単。こんな多少恐怖が残る中家というものに対しての勝手な固定観念が一気に変わった別に壁や扉がない家があってもいんだと・・・。その後も話しかけられるが気は落ち着かずビクビク。しばらくするとお母さんのような人が出て行ってしまった。もうおしまいかと思ったが・・・。数分経ちたわいない会話が続いた。色々考えたそんな心配はまったくなく、ただ単に友達になりたかったみたいだ。その後コーヒーを勧められた。このコーヒーを見た瞬間国の違いを感じた。コーヒーの粉がそのまま沈殿しているではないか。もちろん勢い良く飲むとその粉まで飲んでしまう。カップの半分はこの粉が割合を占めている。ゆっくりと粉まで飲んでしまわないようにゆっくりとこのコーヒーの違いを楽しんだ。このような今まで考えていたコーヒーや家の造りに対しての「こうでなくてはいけない」的なものが一気にこのとき壊れた。デザインもこうでないといけないなんてないって思うようになった。コーヒーを飲み終わった頃にはなんだか今まで考えていた事がバカらしくなってきた。しかもその日はホテルには帰らずに彼らの家に泊まることになった。少し朝になるまでは少し怖かったが要らぬ心配だった。
その日から彼と一緒に色々なところへ行った。観光地だけでなく彼の友人宅、地元の人の行く遊び場所などなど。
時には食事はやはりあわない時な出てきた。ツアーで行っていればほとんど外れはないが地元の人が日常食しているものとなると全部が全部あうというわけではない。生ゴミのような物を進められ本当に食べれるのかと思ったことがある。その他、とーもろこしを薦められた事もあった。当然今までに見たことがある食べ物だったが食べてみると硬くて硬くてゴムをかじっているみたいで食べれたもんではない。でもこのひとつひとつの違いが楽しくてしょうがない。その友人がいたから無事にいられたというところにも連れて行かれた。当然、知らずに一人で行っていたらかなり危なかったに違いない。ツアーでなく、しかも地元の友人との行動でかなりその国の本当の生活観が見えた旅となった。そして最終日その友人と別れチェックアウトも済ませた状態で空港へ行く時間まで町を歩きぶらぶら潰していた。最後に大きなプールのポスターがあったのでそこへ行こうと思っていたらそこへひとり声をかけてきた現地人がいた。内容は日本に住む叔母に手紙を出すのだがこちらから送ると時間がかかるので日本に帰国するのなら僕にポストインしてほしいとの事だった。軽い気持ちでOKを出してしまったのがいけなかった。今まで一緒にいた友達が良かった為、皆良く見えてしまった当然このこの時はまったく疑っていなかった。それがまずかった。結果から言うと詐欺に引っ掛かってしまったのだ。最後の最後で人を信じてしまった為に詐欺に引っ掛かるとは日本円で15万円。とほほ・・・。人の行為をこのような形で裏切るとは最終の飛行機でガイドに目を通していたら一番オーソドックスな詐欺方法とのこと、今でもまさか自分がという思いでいっぱいでたまらない。それからガイドはよく読むになった。
騙された15万円は勉強代と思えばしょうがないのかもしれない。こうしてまだ暑い日が照りつける中、初めての旅行と一味違う一人旅が終了した。
戻るTOP


あまりぱっとしない(ソウル)
タイトルだけをみるとあまり良い印象とはいえないかもしれない(逆に反感を受けるかもしれない)がどうしてこのようなタイトルをつけたかと言うと日本に似ているからすれ違う人目に飛び込んでくる風景すべてが日本にいる感じがしてしまう。それだけ町全体が安定していると言う事にもなるのだがせっかくお金と時間をかけて来たのに・・・。
と言っても韓国ファンである人も多いことからも解るようにもちろん魅力的な部分も多い。人は日本人に比べてとても親切。どうしてかというと本を片手にマッサージ店に電車を乗り継ぎ行くことにしたが何と言ってもハングル語が話せないし読めない。駅まで来たはいいがどっち方向に進んでいけばいいのか。そこで通りがかりの人に聞くことにした。日本語より共通語である英語で話せば多少は通じると思ったのだがこればまったく通じない。日本もそうだが韓国も英語を話せる人がまったくと言っていいほどいない。通じなく困っていると段々と人が集まってきてしまいには人だかりになってしまうほど人が集まってきた。それだけ皆心配してくれたのだ。その点、日本人はこのように外国人が困っていても助けてあげれる人は少ない。というか勇気がないのかもしれない。話しかけれれても言葉が通じない。英語が話せない自分を周りからみればみっともない。だから話しかけられても冷たくあしらってしまう。それはエゴがそのようにしてしまっているのかもしれない。自分も異国で困り助けてもらって嬉しかったように(その時、集まってくれた10人ほどは皆、英語が話せなかった)しかし嬉しかった。と同時に人の暖かさも感じた。結局、解決には至らなかったが自力でマッサージ店にたどり着いた。しかし、男性は行っていないとの事。しょうがなくと言っても結構遠くまで足を運んだのに・・・。本を眺めせっかくここまで来てこのままホテルに帰るのもイヤだったので比較的近くに位置していた焼肉店に行く事にした。ホテルの近くで何件か行ったが対して日本と変わらない焼肉だったのでこれから行く店もあまり期待はしていなかった。なかなかお店にたどり着くことが出来ず困っていたら若いカップルが声をかけてくれた。男性はまったく話せなかったが女性が堪能な日本語で教えてくれた。学校で日本語を学んでいるのだと言う。もちろんか解らない時は英語で会話し希望する焼肉店までたどり着けた。
僕は衝撃に近いものを感じた。今まで食べた焼肉とはまったく違う。苦労してここまで来たかいがあった。どのぐらいの衝撃かと言うと気付いた時には多少ではあるがお店のスタッフすべてにチップをあげてしまっていた。それだけ感動に近いものを焼肉に与えられたのだ。焼肉に対する演出・味付け・焼き方など様々な部分で学ぶ事が出来た。勉強代と考えると飲食代やチップなんて安い。あまりのこの衝撃で他の事はあまり覚えてないがこの旅で人の優しさ、拘りによる感動を肌で感じる事ができ改めて皆が韓国に引き込まれる理由が少し解ったように感じた。
戻るTOP


久々の(十数年ぶり)の家族旅行(オーストラリア)
どこの家も同じだと思うが小さいときには家族で食事や旅行へ行く機会は多いかも知れないしかし、子供が大きくなるにつれて時間や生活のリズムがずれてくる。結果、家族で過ごす時間がなくなってくる。
我家も例外なく当てはまっていた。部活やバイトなかなか親と一緒に過ごすなどしかも皆そろって(3人兄弟の為)なかなかなかった。
そのまま時は過ぎたあるころたまたま皆、卒業や転職などが重なることで旅行にいける時間を都合する事が出来た。
僕と弟とは10歳離れている事もあり皆が楽しめてコミュニケーションがとれるところということで国の選定が始まった。
そして決まったのがゴールドコーストとシドニー(オーストラリア)。海と町を同時に楽しめ家族旅行には最適な場所だと思った。
今まで共通した話題もなく生活リズムもずれていた為、旅行当日までは皆ギクシャク。しかし、本やビデオを見ることで共通の話題も徐々に増えてきた。そして迎えた当日は今まで10年近く会話と言う会話がなかった家族が仲良くなり始めた。でもまだ少しギクシャク。そんな中、家族を乗せた飛行機はオーストラリアへと飛んでいった。
現地に着くと最高の日差しが出迎えてくれた。この何ともいえない感覚はなれることはない。しかもいつもの友人と行く旅行とは違う。お父さんとお母さんがいることで安心感がある。何かあっても大丈夫という。いつもは自分の自己責任で行動するから安心感などない。しかもいつもの貧乏旅行とは違い金銭的にも余裕がある。久々の家族との会話・コミュニケーションをとることですれ違っていた10数年がこの何日かで埋まっていく感じを受けた。
以前、住んでいたマンションの友人がオーストラリアに引越したとの事で遊びに行く事になった。家にはプールがありそのプールサイドの隅にはBBQ小屋。その他、ゲストハウスの中には卓球台まである。日本では考えられない環境がここにはあった。しかし、落ち葉の季節には掃除が大変との事。もちろんこの大きなプールもそうだが・・・。
このオーストラリアでの数日間は色々楽しんだ。海・動物園・川下り・美術館など。
帰国したらそれぞれ今までとは違う生活が始まる新しい会社、新しい学校。帰国後、どうなるかはまだこの時は正直解らなかった。前のように生活がズレ会話がなくなってしまうのか。
しかし、帰国後それぞれの生活が変わった事もあり以前にまして会話・共にいる時間が増え始めた。今では僕も妹も結婚し毎週といって言いぐらい皆で集まり食事・BBQ・家族マージャンなど行うようになった。もう今から数十年前に行った。あのオーストラリア旅行がきっかけでこんなに変わるとは思ってもいなかった。
今回は旅行の事はあまり触れてないがそれだけひとつ事を共に共有し楽しむことでその後の生活までも変わってくると言う事をお伝えしたく書きました。旅行に行かなくても年をとることで皆、また家族とのコミュニケーションが始まっていくとは思いますが、我家はこの旅行がきっかけで小さい頃と同じようにいい感じにまた戻りました。
戻るTOP


歴史を感じた(イタリア)
元々アメリカに興味を持っていた事と予算の関係で、今までヨーロッパに行く事はなかったが行かずにして嫌いと決め付けてしまうのはどうかと思い思い切ってイタリアに行く事にした。
今までに味わった事のない歴史を感じる重み、東洋の木をベースとした造りではなく石を用いて建造された建物の数々。知っているのと実際見てみるのとはこの時大きな差を感じた。遠くから見る圧倒感、そして段々と近づいてくるにつれ威圧感に近いものを感じる。当時の馬に乗った騎士たちが歴史を超えて蘇ってくるのではないかと思ってしまうほど恐怖に近いものを感じた。きっと日本の歴史観など行ったときも同じような感覚を以前には感じていたのだが回を重なるごとにその当時の感覚が鈍ってしまったのかもしれない。町を歩いていても石造りの建物に囲まれ日本で育った僕にとっては少し木の暖かさとは違った石の冷たさを感じた。
その他、びっくりしたのが水!!なんと炭酸水なのである。もちろん普通の水も売っているのだが存在もしらなかったのでまったくそこと知らずに飲んでしまった。当然水のため、甘くもない。これには本当にびっくり。予備知識でこのような水があると知っていればまったく違ったのかもしれないが前提として炭酸が入っているとは思ってもないわけだから思いっきり咽てしまった。しかし、この違いも旅の醍醐味。
歴史を残す名所に行く事に町の至る所でピザを販売している、ピザを買い込み町を散策する。写真や教科書で見た名所を実際行きその場で目を閉じるとタイムスリップしてしまったと思えてくる。何ともいえない嬉しさが込み上げる。特に名所でもないが町全体が名所と思えてくるほど風格が漂っている。車に乗って移動するのがもったいない。土産物屋さんも当然の事ながらまったく違う。遊園地のアトラクションのように感じる。
夕食に行くと食事をしながらの演奏を楽しみ空を見ると日本と同じ月なのに異国にいるという実感を楽しむ。アジア・アメリカとはまったく違った。文化・生活環境を少しでも体感する事が出来た事に感謝した。そして今回この選定に間違いはなかったと改めて実感した。きっとヨーロッパ行かずにアメリカばかり行くのとヨーロッパも体感しその後、アメリカに行くのとではその後の考え方・感覚の捉え方に凄く影響を与えるのではないかと思った。
戻るTOP


拡大マーケット(上海)
お父さんと2人で旅行に行く事になった。その国は中国(上海)!!
オーストラリア旅行からこのような機会が増えていった。しかしまさか2人で旅行する事になるとは思ってもいなかったが何の気なしに誘ってみたら一緒に行くとのこと。短期間旅行の為仕事も休めたようだ。
あちこちのお寺周りを行っている間に中国貿易を行っている日本人と出会った。その人たちのお誘いを受け中国の展示会へ行く事に日本の展示会に比べ各ブースは貧相に見えたが扱っている品数はとても多く感じた。
安いツアーで現地入りしフリーの間に仕事を行う。結構最近は激安ツアーも増えたおかげでこういったツアーの使い方をする人も増えてきているようだ。そしてこの人たちも。この時も親子共にビジネスの話は好きな為、ホテルに帰ってからもこの人たちと色々な話を楽しんだ。
話が進むにつれ今後の中国の大きさを感じた。といっても上海などいくら今後期待は大きいからといっても主要都市以外はまだまだ発展する様子は見られない。中心地の一部だけは大きく発展してきてはいたが町に自転車はあふれ町のあちらこちらで偽札の両替を行っている。
確かに大きくなる兆しはあってもまだ何十年もかかるだろう。
食事に行っても食事をしているお客さんよりも従業員のほうが圧倒的に多い。おかしく思い聞いてみると賃金が安いからだと言う。
なかなか職につくのも難しいが職についても賃金をもらえる環境にはないらしい。以前に一人っ子政策を中国で行ったが役所に届けれるのはひとりまでその後生まれてしまった子供は役所には届けることが出来ずに学校にも行けないという。このような日本上に抱えている色々な問題が大きい為、マーケットを更に拡大させていく人とそうでない人との格差が今後はより大きくなっていくように感じた。

この旅行期間中に奇妙な体験をしてしまった。夜、ホテルに帰り寝ているとトイレで音がした為、起きてしまった。部屋は真っ暗だったが人影が目の前まで来た。きっとこの時はお父さんがトイレにでも行ったのかと思った。頭元にあるライトを少し付けてみると今あった人影はなくお父さんはベットで寝ている。話しかけても返答なし。その日は少しライトを付けたままなる事にした。翌日、起きてみるとライトは付いたままってことは夢ではないと言う事だ。「昨晩、トイレに行った?」と聞いてみるといってないとの事。きっと昼間にお寺周りをしたせいで幽霊がついて来てしまったのかもしれない。始めてその時、怖くなった。

主要都市は大分色々な面で日本に近づいてきているのは確かだし一方ではすでに日本を越えている部分もある。今後、一部に人だけでなくどのように国全体を豊かにし向上させていくかは楽しみかもしれない。
戻るTOP


魅惑な国(タイ)
一番この国がグラフィティの文字の崩し方の影響を受けたかもしれない。
町に何気なく飾っている看板。現地の人から見ればただの看板でしかなくもちろん特別変わっているわけでもない。しかし、そのただの文字がとてもかっこよく見えた。この文字をアレンジすればセミ(カモフラージュ)に凄く役立てる事が出来ると感じた。とにかくかっこいい。当然、一人で行ってたわけでもないのであまり看板ばかりを眺めている事が出来ずに様々な建造文化を堪能した。その他、街角で見かけた絵画。これには感動を覚えた。フェルト状の生地に蛍光色の絵具で風景などを描いているのだがこれが何ともいえない。今まで色々な国に行ったがこのような絵を他で見たことがない。もちろんグラフィティの色使いには当然役に立つ気がした。この数日間ですぐにグラフィティに直接役立てる事が出来ると思ったのはこの国が僕にとって一番かもしれない。
あと他の国とは大きく違っているのはマッサージ。一度受けた事がある人は分かるかもしれないが様々な格好をさせ(ストレッチ)たまま指圧を行う。ただ指圧するのとは違い気持ちよさや終わったあとの爽快感がまったく違う。2時間やってもらい800円ほどこの2時間といっても同じ格好をしたまま指圧を行わないのでかなり全身が完全に解れる感じを受ける。
現地ツアーのスタッフは飛び入りで良くと痛い事されるというがそれはただ単に自分のツアーで行って欲しいからであって別に飛び込みで行っても同じなので飛込みで行く事をお勧めする。参考までにツアーで行くと2時間4000円ほど。足の裏の看板が出ているのですぐにわかる。場所によっては100mほどの道に何十件も連なっている通りもあるぐらい盛んに行われている。当然まだまだ町全体的に見れば不完全ではあるがだからこそこの地には面白い事が沢山あるのかもしれない。
戻るTOP


圧感した(香港)
何といっても人々に物凄い勢いを感じた。簡単に言えば大阪のおばちゃんをバージョンアップした感じだ。香港人とは以前にカナダで共に働いた経験もあるが普通に話しているつもりでも日本人から見れば喧嘩しているのかと思ってしまうほど勢いがある。喧嘩かと思えばたまに笑っているので喧嘩でないなと思うぐらいだ。あの時は数人だったがこれが町全体になるとかなりの勢いがある。たまたまビンジュースを買ったはいいが栓抜きのような開ける道具が見当たらない、困っているとそのジュース貸してみなとばかりに横取りする人がいた。もちろん捕ったわけではなくそのジュースを歯で開けて返してくれた。日本人の場合何かしら道具を駆使して開けるが歯で開ける人はあまり見たことがない。
町を歩いてて凄く気になる事があった。それは看板とにかく目立とう精神がかなり強い。ネオンぎらぎらで突き出し看板も対面のお店に当たる寸前まで出してきている。しかも赤基調がほとんどなので逆に言えばどこも同じにしか見えてこない。すべてにおいて自分基準なので自転車に乗っている人も自動車に乗っている人もクラクションや罵声の嵐!!
お店に入ってもこれは同じで何ともいえない勢いがある。のんびり注文しているとイライラ感が凄く伝わってきてしまいには怒られてしまう。
その他、食文化には気をつけた方がいいかもしれない。見た目がチゲ豆腐のような一見おいしそうな豆腐を発見し食した。もちろん疑いもせずに豆腐を半分に切り大きなまま口に運んだ。一瞬意識が飛んだかと思うぐらいの出来事が起きた。「辛かったの」と思う人もいるかも知れないが辛いならまだ救いようがあるが何と“うんこ”を食べてしまったのかと思うぐらいの味がした。あまりのびっくりさに気がおかしくなるかと思った。
とても勢いで食べれたもんではない。すぐに口から出してその後口を濯いだりガムを食べたが匂いかなかなかとれない。
今回の一件で海外で見た目がおいしそうなものが出てもまず少し味見をするようにした。文化の違う生活や食文化の違いを侮ってはいけないと再確認できた旅になった。
戻るTOP


信仰の強い国(インド)
何といってもびっくりしたのが様々な宗教がありその信仰している宗教によってまったく違った形と言っていいほどの風習があると言う事だった。
一生の内で一回も髪の毛やヒゲを切ってはいけないという決まりがあったり女性は人前で顔を覆わなくてはいけないなど・・・様々だった。
当然国も違えばサインも違う、ひとつ面白い光景を目にした。
日本人がインド人ガイドに小指を立てて合図をした、ご存知の通り日本では小指は女性を意味するがそのインド人が合図をこう解釈した。
その日本人をあるところに連れて行った、サインは通じたと思った瞬間連れて行かれたのはトイレだった。インドでは小指はトイレを意味するらしい。その他、ご存知方も多いと思うが野良牛が町中にたむろしている。
牛が道の真ん中を歩けば人が遠慮する。牛はこの国にとって神様なのだと言う。色々な国によってこれほど違う文化が存在する面白さを目にする。夜街を歩いていると急にライトが付いた何かと思うと土産物やだった。人が来ない間は電気代を節約し電気を消しておく、しかし急にライトを付けられると売り込みに弱い日本人にとっては警戒心が強まりその場から離れてしまっていた。日本人にとっての通常とインド人にとっての通常との生活レベルの差が生じこのようなことが頻繁に起こっていた。
と言ってもインドにもすばらしいところが数多く存在する。
まずは有名なタージマハールの敷地内はガソリン車は走っておらず電気自動車が周遊している。その他、最高級ホテルは他の国には考えられないぐらいの環境がそろっている。ホテルと言うより天国のような綺麗なデザインの造りになっている。リラックスできる何とも不思議な音楽が流れ何ともいえない香りが体を包む。ここが先ほどのインドとは想像出来ないぐらいの差がそこには存在した。
正直、生活の格差が大きい為、希望しているのなら出来るだけ若いうちに訪れる事をお勧めする。食生活もカレーしかないのかと思うぐらいカレーばかり出てくる。大きな国なので移動も大変、もちろん道路もきちんと整備していないところも多い。しかし、日本との格差を楽しみのんびり沈没したいのであればいい場所かもしれない。
戻るTOP


綺麗な国(シンガポール)
まずこの国に降り立って感じたのはとにかく綺麗な場所だと感じた。
それは飛行機に乗った段階も同様でさすが世界的に有名になるなと感じるほどのサービスの良さ、日本の飛行機会社とは比べものにならないほどの差をその時感じた。機器的には引きをとらない先進国の日本が足元に及ばないほどの差。人によって様々な解釈はあると思うが私がその時感じたのがシンガポール空港のスタッフは誰に対しても常に笑顔で親切。それと比べて日本の空港会社は自分は「偉いんだぞ」というのが態度に凄く出ている。言ったってウエイトレスと変わらないただ飛行機で接客をしているだけ。それにも関わらず傲慢な態度がまざまざと感じさせる接客がこの差を生んでいる。この決め細やかな気遣いや接客方法はやはり学ぶべきであり世界に認められている理由のひとつなのではないかと感じた。飛行機のサービスはこの辺にして話を戻そう。
この飛行機内で感じられたきめ細かいサービスが国全体に広がっているようなそんな印象をゲートを降り立った瞬間に感じた。
町を歩いていてもどこにもゴミが落ちていない。どこの国にもある吸殻これが落ちていないのがタバコを吸わない僕にとっては気持ちいい。
あとで聞いてみるとタバコを吸うときには喫煙コーナーで吸わないと罰則があるからと言う事だった。国全体で罰則金という形で徹底しているからこそこの町の常に綺麗に保つ状態を確立しているのではないだろうか。
一番感じたのがすべてがこれから造っていくという感じを受けた。そのはじめの段階から規制を組み込みながら造っているからこそ今の状態を築けているように思う。まだまだこの国は発展をし続ける意欲を感じその中にも決め細やかさをあちらこちらで感じることができたので数年後が非常に楽しみな国のひとつかもしれない。
戻るTOP


日本的な味付け?(マレーシア)
意外と思われるかもしれないがマレーシア料理は非常に日本人にあう味付けが多い。海外に良く訪れる人は感度か感じた人も多いと思うが本場の味は日本で提供している食事と味が違う事に日本で料理店を運営している他国店舗の多くは日本人向けにアレンジをし食しやすい味付けに変え提供している。しかしマレーシア料理は現地で食べても他国で食べても日本人の味付けに良く似ている。
以前にカナダに住んでいた時も同様にこのマレーシア料理にはよく行っていた。安く味がいい台湾人の友人にも評判が良く、他国の食事に飽きるとマレーシア料理を楽しんだ。野菜を使ったヘルシーな物が多く女性からも人気がある。この国もシンガポールに近い事もありシンガポールに負けないくらい町が綺麗に整備・清掃されている。日本にはない神秘的な魅力もある為、女性やお年寄りが訪れるには優しい場所かもしれない。
旅行にあまり慣れていないが海外に触れ楽しみたい方にはお勧めの国かもしれない。しかしこれといった観光スポットが少ない為、メインの国に行く前にストップオーバーを利用し短期滞在するのもいいかもしれない。
戻るTOP

圧倒間を感じる(ドイツ)
非常にこの国を訪れすぐに感じたのは他の国に比べて何ともいえない重圧感があることだった。具体的にと言われる何に対してそう感じるのかは分からないが雰囲気・言葉などからそう感じた。
だからこそ印象深く残っている国のひとつでもあった。僕はステーキ肉が非常に大好きで必ず訪れる国では毎回食する。その時も夕食も済み少しおなかが空いたので散歩に出かけることに・・・。そして一軒のお店に入った。特に特徴のあるお店でもなかったが夜も遅くほとんどのお店が閉まっている状態だった為、このお店に立ち寄る事にした。しかし、この国で食べたステーキが今まで食べてきたステーキの中で一番になるとは思いもしなかった。まず対して高い金額でもないのに肉の量にはびっくりした。そして、味が何ともいえない非常にやわらかくうまい。夕食を終え夜食にも拘らず興奮を隠せない、何度も口に出し「これはうまい、これはうまい」と言いながら食べたのを記憶している。そして付けあわせのポテトを食べる際、そこにおかれていたチリソースをつけた。これが何ともいえない癖になる味。それ以来、海外や日本で色々そのチリソースを探したが未だに見つけることができていない名称を覚えておけばよかったのだがそこまで入手困難だとはそのとき思わなかった。もう一度あのお店を訪れたい。
次の日も別のお店で昼からステーキを注文した。味はまあまあだったが大きさにはびっくり確か1000円ぐらいの金額で手のひらサイズの肉が3つものってきているもちろんお皿にはのらないのでトレーのような大きなおぼんのままテーブルにのせられた。アメリカを含め他の国にに何度か行ったがこんな大きな肉みた事がない。その他、びっくりしたのがグミ(お菓子)の種類が半端なかった。僕はグミが大好物で大量に買った。
その他、ドイツといえばソーセージとビール。ここでも初めての経験をしたなんと透明なビールがあったのにはびっくりした。ベルリンビールと言うらしくシロップを好みで入れて色付けを行う。ビールと言うよりカクテルに近いかもしれない。味も本来のビールとは少しと遠い。
そして、海外に行った際に必ず行く場所がある。それは「クラブ」。
中に入ってすぐに気付いた事があったそれは面白い作りをしていることだった。通路を境にして右と左で違う音楽が流れている。お客さんはどっち行っても構わない。手に付けたセンサーで飲み物を注文し最後に清算するシステムだった。このお店では片一方ではHIP HOPが流れもう片方ではカーボーイ調の音楽が流れている。お客さんの服装も部屋を入った瞬間でまったく異なる。いつもはHIP HOPのお店にしか行った事がないのだがカーボーイ調のお店は初めてだった為、両方の部屋を行き来して楽しんだ。そしてホテルに帰った。帰り道、町を歩いていて面白いなと思ったのが白人の国にも関わらず日焼けサロンの数にびっくりした。短い期間の滞在ではあったがこの国に来てびっくりする事は非常に多かった。そして数年たった今でも鮮明にあの時の事を鮮明に覚えている。
戻るTOP

隣国との差を感じた(チェコ)
ドイツの圧巻に比べ非常に和やかなのがチェコのように感じた。本当に隣の国と感じてしまうほどだ。
逆を言ってしまえばそんなに印象の残る物はないのかもしれない。
しかし、町並みは非常に綺麗で中世の映画の中に入ってしまったかと思えるぐらいお城が沢山あり遠くから一望する風景も楽しめる。中世ヨーロッパを堪能したい方にはいいかもしれない。
戻るTOP

素敵な音を奏でる(オーストリア)
オーストリアといえばオーケストラをイメージする人も多いのではないないだろうか。実は僕のその一人でいつもはクラッシクなどまったく聞かないのだがせっかくだからと小さなオーケストラに行ってみる事にした。
さすがにクラッシクが浸透している国だけあってあちらこちらで演奏会が毎日行われている。
会場自体はそんなに大きくはなかったのだが平日にも拘らず満席。幸運にも前列に席を確保する事が出来た。近くで演奏をきいたせいか音が体を伝わり中に流れてくる。体が非常に気持ち良い感じで音を感じているのだ。CDとは訳が違う。音楽を聞くと言うより体が音に包み込まれるというか感じだろうか。うまくは表現できないがライブ感を体感する事が出来た。ホテルに帰ってからベットに寝静まってからもその体感が静ならない。音のベールに包まれたまま夢に入っていった。さすがにクラッシクの国と言われるぐらい人々の生活に馴染んでいるのかもしれない。日本ではドレスを着こんでお洒落してという感じだがオーストリアではそこまでではない。もちろん最低限のマナーはあるのだが生活に馴染んでいる為に型にはまる必要もなく音楽の好きな人が気軽に行ける雰囲気がある。それだけクラッシクに関して歴史があるのだろう。あの音の体感は数年経った今でも今でも心地よさの余韻を残している。
戻るTOP

物価の違いに驚いた(ハンガリー)
この国もまた隣国とまったくと言うぐらい空気が違う。物価自体も非常に安く。ヨーロッパと思ってしまうぐらい町に楽しさがある。人々の雰囲気もなんだか楽しげで和やか。物価の違いだけでこんなにも感じが違って見えるかと不思議に思えた。何があるわけではないのだがなんだかこちらもその楽しさが伝わってくる感じがした。
ヨーロッパの雑貨が好きな方には勧めな国かもしれない。
戻るTOP

ここは日本と思ってしまうぐらいの国(台湾)
ご存知の方もいると思いますがPC内部の部品はほとんど台湾で作られているのです。そのぐらい台湾は技術をもっている国でもあるのです。そして見た目はもちろんほとんど日本とかわらない生活を送っています。町並みは日本の10年前といった感じでしょうか。しかし、私生活にかけるお金の感覚は日本人と同じです。
カナダで働いていたときの同僚が国に帰るとお金を沢山使ってしまうとよく言ってました。カナダにいると他人の事をあまりきにしないせいか着る物などに意識がなくなっていくのですが、日本や台湾はとにかく自分のために服を着ているというより他人の目線の為に着ていると言うのが正しいのかもしれません。これは服だけに限った事ではなく車もそうですね。そういった他人目線で物事を考えるのは日本と台湾は同レベルです。そして、他人を意識できるだけお金を持っている。意識だけあっても使うことの出来るお金がなければ叶わぬ夢ですがアジアでもお金で対外の事を可能する事が出来るのは日本と台湾ぐらいかもしれません。
日本が不景気不景気といってもほとんどの人が屋根のある家に住んでいて携帯電話もほとんどの人が持っている。よくこれで不景気と言えるなと思います。他の国の人が聞いたらふざけるなときっと怒るでしょう。やはり台湾は中国から離れただけあって中国とは比べ物にならないほど差が開いています。中国は首都圏以外はまだまだ悲惨な状態です。一時、次は中国の時代だなどともてはやされましたが行けば分かります。それはないということが・・・。首都圏との差が大きすぎるからです。そして国民性ともいえる海賊版を犯罪とも思っていないところなど。プライドのなさが国全体に出ていて普通に町中で偽札の両替が行われている。台湾はそういう点から見ても日本のように管理されており国民の意識も高いように感じます。ただ日本と同様に小さい島なのでそれをどう克服していくかが今後の課題ではないでしょうか。台湾はIT大国でもあるので今後はものすごい存在になっていくでしょう。
戻るTOP

雄大な大自然(カナダ)
自然を満喫したい方は是非、カナダをお勧めします。場所によっては日本より治安がよく環境もすばらしい。
食事に関してもアメリカに比べ日本と大差ないところも生活しやすい点でしょうね。
英語も非常に綺麗だった為にこの始めて行ったカナダの数年後には労働ビザを取得し住んでいました。
それぐらいいいところかもしれません。国土が大きいために家も映画に出てくるような住宅が立ち並び、ハロウィンやクリスマス時期には様々なイベントが開催され異国の空気が流れています。
ただ、日本と比べてファジーなところがありゆっくりと時間が流れているのでみな、のんびりした感じを受けます。銀行で列を連ねているにも拘らず、世間話で盛り上がり並んでいる人は文句も言わず、順番が来るのを待っている。車が壊れたので修理に出すとその箇所は直ってきても今後は別の場所が壊れて来るなど。日本では考えられない事ばかりです。ただ、そのファジーなところで得をする事もあります。
レジを片付けている時にガムなどを買うと面倒だからお金は要らないという事に100ドルを崩す為にコーヒーを頼むとお金は要らないということに、シュチエーションによってもでしょうが、こんな事あまり日本ではみかけないですね。それだけ、小さな事には拘らない。あいまいさが国土の大きさとリンクしているのかもしれません。
その為に服装などもに拘っている人は少なくパジャマのような格好で普通に街を歩いていても普通という事も人種の違いを感じます。みなカナダに来ている外国人は自分の国に帰るとお金を使うので大変だとよく聞きます。それだけファッションには日本人以外気にかけているようです。年をとっても生活しやすく英語を覚えたい人には最適な国かもしれません。
戻るTOP

ナチュラル家具の多い(ベトナム)
近日公開!!
戻るTOP