日本にグラフィティが根付かない理由
なぜ、日本にグラフィティが根付かないのか
日本人とアメリカ人の大きな違いをあげるとすれば、ひとつになります。
日本人はルールに縛られていて自由ではないということです。
おそらくグラフィティをやっている人は自分は自由だと言うでしょうが実際は小さい世界でしか
物事を見えていません。基本、考えが小さいのです。
その根拠が、ルール内でしか自由がないのです。このルール内というのがそもそも自由ではないという事です。
その点、アメリカ人はルールなどありません。
自分がルールを作ると考えるからです。
日本では、誰が決めたか分かりませんが、メディアに出る事は良くないと言うことなど
誰かが勝手に決めた一種のルールなのです。
スプレーも盗んだスプレーで描かなければ、グラフィティとは呼べないなどど言い出したのも
一種の暗黙のルールなのです。
日本人は、このような誰が決めたか分からない馬鹿げたルール内でしか自由を表現できないのです。
だから、継続も出来ないし世界で通用するアーティストが少ないのも頷けます。
本来は、ダンスも含め技術的には、日本人はもっと評価されてもいいのですが、この馬鹿げたルールを意識しているばかりに世界で目立てない存在になっています。
自由と言っているあなたはどうでしょうか。誰が決めたか分からない馬鹿げたルールに縛られていませんか。
このグラフィティの文化はアメリカ発祥のものです。
その自由の根本的考えまで、推奨するのが本来の姿です。
なぜ、日本人が本当の自由になれないのかと言う理由は、他人を気にし過ぎているからです。
自分の為ではなく、他人にどう思われたいかとグラフィティを行っているのです。自分の為ではないのです。
このような所にまだ鎖国文化が意識的に残っているのでしょう。
せっかくグラフィティを行うのであれば、馬鹿げたルールに縛られず、自由に活動しましょう。
アメリカでは、多くのライターがメディアに出て、その後デザイナーなどの仕事に繋げているケースが多くなります。
日本人は若い頃「やんちゃ」やったと、他人からもどうでもいい武勇伝を語るだけです。
この違い、理解できますか。一生グラフィティをやる人はほぼゼロでしょう。
そのほんの数年をどう取り組むかで大きく人生が変わります。
せっかくグラフィティと言う世界に対してアプローチできる文化を友人だけの小さい出来事で終わらせますか。
それとも世界に対して、アプローチしますか。もし、世界に対してアプローチするのであれば、ルールに拘る必要はありません。今あなたが考えているルールは、チリほどのカスのようなものです。
世界にアプローチもしくは自分の人生にアプローチするのであれば、今までの固定概念など捨てて下さい。
グラフィティはアメリカ発祥の文化です。アメリカは自由の国です。
自由に表現しましょう。まだ小さな考えから抜けれないのであればまずは海外に行きましょう。
おそらく、その時馬鹿げた事に拘って自分を押し殺していた事に気づくと思います。
せっかく取り組むのであれば、大きく世界を意識しましょう。
グラフィティ調のデザインを扱っていますので、オフィシャルサイトも是非ご覧下さい。Jimule
http://www.jimule.com/