スプレー以外で描く人をライターと呼べるのか?
スプレー以外のもので描くものはグラフィティとは呼ばないのか
エアゾールアートはグラフィティと呼ばない人がいます。
もちろんこの定義に、決まったものはありません。
しかし、間違いなくエアーブラシや筆で描いた作品はグラフィティとは呼ばないでしょう。
もし、筆で描いた作品をグラフィティと呼んでしまったら、画家さんすべてがライターになり差がなくなってしまいます。
では、マジックで描いた作品はどうなるようでしょうか。
これも難しい区分けですね。
タギングなどはペンを使い描くのが一般化しています。
近年では、地下鉄などにあるタギングはスクラッチになっています。
では、スクラッチはグラフィティには入らないのでしょうか。
ペンと同様にグラフィティの一種に入ると思います。
ただ、ペンで描くマスターピースは入らないかもしれませんね。
ただ、今回書いた区分けは必ずしもあっているものではありません。
人によっても解釈は異なるでしょう。
では、何がグラフィティで何がグラフィティでないと区別を付けるとしたら、
その作品にメッセージがあるかどうかではないでしょうか。
ただ、これまでの文化でグラフィティはスプレーがあってこそと言うのが常識化しており
そして、いかにスプレーだけで作品を仕上げるかが、腕の見せ所になっています。
当然、マーキングなどを行ってしまえばグラフィティに反します。
そう考えると、作品として描く場合はスプレー以外で描いたものはグラフィティではないのかもしれません。
もちろん、タギングだけであれば、ペンやスクラッチも該当するとは思いますが。
グラフィティを語るのであれば、マスターピースやスローアップは、スプレーだけで描きましょう。
作品の仕上がりだけでなく、スプレーの使い方もグラフィティの評価になります。
同じ作品をスプレーと筆で描いた物では、筆の方が数倍楽に描けます。
それだけ、スプレーで描くということは非常に難しいのです。特に小さい物や細い物は腕と練習量に左右されます。
もし、今スプレーだけでなく他のものを使って描いているとしたら是非、スプレーだけで同じ作品を描けるように挑戦してみて下さい。
スプレーで描く難しさが分かると思います。
グラフィティ (graffiti
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