グラフィティのアイテムのひとつとして、世界中のライターから愛用されているのが、この「BlackBook」になります。主な活用法として例をあげると、アメリカニューヨーク州ブロンクス149丁目グランド・コンコースにあるグラフィティライターが集合する場所「ライターズ・ベンチ」では、自分の作品を写真に撮ったものやスケッチとして描いた作品をBlackBookを通して、情報交換やグラフィティ文化を伝えるツールとして利用しています。
多くのグラフィティライターは、いきなり壁にグラフィティを描かず、事前にBlackBookにスケッチを行い、全体的なバランスやイメージをしてから、壁に挑みます。グラフィティを上手く描くコツは、十分な準備と反復練習になります。逆に言えば、BlackBookでいい作品が描けない場合、壁でそれ以上の作品を描くことはまず無理でしょう。それだけ、BlackBookでのスケッチは、重要でもあり、グラフィティの完成度を高めることに繋がります。
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